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ブログ休止

2009年04月21日 17:37

個人と組織

個人と組織の関係は諸葛孔明、真田幸村、秋山真之や山本五十六を述べる際に、常に彼らの前に立ちはだかった問題であった。いくら優秀な個人でも優秀な組織を動かす事ができなければその能力は生かされない。有能なリーダーと組織の方向性が噛み合い、歯車がうまく廻って、思いがけないような大きな仕事がなしうる。
WBCでの侍ジャパンの活躍と世界一のタイトルの獲得も、個人が個を押さえて、組織のために尽くした結果、なし得たものであろう。それに対し、アメリカやキューバは組織というより、個人が優先され、個人の個々の能力は侍ジャパンのメンバーよりも秀でていたかもしれない。しかし個人プレーが行き過ぎると組織が目的に向かって一団となりにくくなる。いびつな歯車になり、スムースに回転できない。その点、日本や韓国のチームは歯車に徹し歯車をスムースにまわす事を心がけた。そして、大きな回転力が生まれた。

近年、日本は従来の慣行を破り、個人を重視し、個々の自由競争に任せる方向に舵をきった。いわゆるグローバルスタンダードである。その結果、格差が激しくなり、社会がぎくしゃくしてきた。個をたてるか組織をたてるかは国によって、文化によって考え方は全く異なる。日本人はどちらかというと、個を消して集団に溶け込み、組織の歯車となって、集団として大きな仕事を成し遂げるという、古来からの日本人の精神構造にあった生き方をしてきた。個を滅する代わりに、個の面倒は組織が一生みてきた。
近年、国中がこぞってそのような社会を、アメリカ的な個を主体にして能力のある人間は、無い人間を踏み台にしてどんどん上がっていくという方式に変えようとした。

どちらがいいのかは一概には言えないが、日本国民全体を考えると、みんなが協力し、落ちこぼれを無くし、集団で大きな仕事をなそうというシステムの方が日本の幸せに向いているのかもしれない。し。WBCを見ながら真田や秋山や山本の嘆きを考えてみた。彼らはみんなこのような組織があったならとつぶやいたことであろう。しかし往々にして個人と組織が噛み合わず、力が分散され、おおきなベクトルにならない。これほど始末の悪いこともない。個人と組織の関係は古来より古今東西を問わずいつも難しい問題である。

昨年の3月にブログを初めて一年が経った。初めは身の回りに起こった日常を記すつもりであったが、どんどんとマニアックに流れ文章も長くなっていった。文章を書く感を取り戻すのを目的で始めたブログだったので、初期の目的を達せたのと、これ以上続けてもマンネリに陥りそうなので、この辺でひとまずこのブログは一時休止しようと思う。またぼちぼちと関係ない下品なことがコメント欄に現れ始めるようになったことも休止する理由の一つ。今後は、もっと長い文章を少し、時間をかけて書くか、日記的なブログとし、タイトルも全てリニューアルしてどこかで再デビューしたい。

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