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疑似科学1

2010年01月12日 18:58

えせ科学

疑似科学は悪徳商法との関連性も高く、例としては金融工学やミクロ経済学に誤った文脈を与えてだます詐欺やねずみ講や連鎖販売取引、あるいは「イオン」などの科学用語を誤用した、あるいはそうした語彙で意図的に粉飾した工業製品の販売がある。疑似科学を用いる者には法的に悪意の者(自分で説いている説明が科学的でないことを承知の上で非科学的な説明をして相手に何らかの不利益を与えようとしている者)もいれば善意の者(自らも信じており、それが非科学的とは思っていない者)もいる(Wikipedia)。

また同様に疑似科学は、偽医療の分野に利用され、療法の根拠として使われることがある。世間に広く知れ渡っている医学的俗説の中には、医学的な正当性がないにも拘らず医師がこれを信奉しているものもあるため、不適切な医療行為の原因になる恐れが指摘されている。あたかも癌の特効薬のように宣伝されている民間療法的な薬がこれに当たる。多くの疑似科学がマスコミで取り上げられ、あたかも事実のような報道がされ、また多くのメーカーもそれに乗っかるようにして、売り上げを伸ばしたものも多い。
代表的なものとして「マイナスイオン」「サラサラ血液」「血液型性格判断」がある。

これらの疑似科学をあおったテレビ番組の代表が「発掘あるある大辞典」と「思いっきりテレビ」である。これらの番組は自分たちの都合のいいデータだけを取り上げて、そこに医学博士なる人物が登場し、いかにも事実らしく語りかける。その結果、特定の商品が爆発的に売れた。

「マイナスイオン」
主に空気中の過剰電子によりイオン化した分子の陰イオンをあらわす和製英語である。マイナスイオンは、一見「科学用語」のようにみえる便利な「マーケティング用語」として、家電製品や衣類・日用雑貨などのキャッチコピーに頻繁に利用された。家電メーカーはマイナスイオンの定義として「空気中の原子や分子が電子を得てマイナスに帯電したもの」という解釈で、一部に関しては特性に関する自社の研究データがあるという。家電製品のイメージは「健康によいもの」であったが、実態は統一的な定義もなく、健康に関して標榜されたさまざまな効果効能の中には科学的に研究されたものもあるが、実証が不十分である。
「サラサラ血液」
血液サラサラとは、健康的な血液の流動性のイメージを期待できるとして、2000年ごろからメディアに頻繁に登場した言葉、キャッチコピーである。従来高脂血症ではないような血液の状態を印象付けるような言葉として用いられてきたが、後に人工の毛細血管のモデルを通過しやすい血液の状態を表すためにも用いられるようになった。流行の火付け役は、1999年に放映されたNHKの「ためしてガッテン」とされる。以降、「ためしてガッテン」で継続的に取り上げられるようになり、血液サラサラに関連した料理本が頻繁に出版されている。これも測定法によってデータがまちまちであり、都合のいいような測定法をして悪用されている場合が多く、その後放映されなくなった。
「血液型性格分類」
血液型と人の性格との間に特定の関連性を見出し性格を分類しようとすること、およびそのような分類が可能であるとする説。狭義にはABO式血液型による分類を指すが、白血球型なども含めた血液型全般による分類を指すこともある。
現在の血液型性格分類は数々の非科学的な出版物により一部の者に信じられているが、科学的検証では性格や気質と血液型との意味があると思われる関連性は発見されていない。

これらの疑似科学を大々的にテレビで取り上げ、あたかも事実のように放映したテレビ局の罪は大きい。その代表的な番組として「発掘!あるある大事典」、「おもいきりテレビ」や「ためしてガッテン」などがある。

「発掘!あるある大事典」は、関西テレビが制作・フジテレビ系列(FNS)で毎週日曜に放送されていた、健康・科学番組。実際には、疑似科学を生活情報のように取り扱ったバラエティ番組である。少なくとも下記の放映ではデータが改竄されたり、でっち上げられていた。
「快眠」における、レタス汁を飲むと眠くなるという調査結果
「知られざるコレステロールの恐怖」
「ダイエット緊急企画!食べても太らない方法」
「衝撃!味噌汁でヤセる?!」
「ワサビで10才若返る!」
「世界が大注目!納豆で若返る方法

「おもいきりテレビ」
特集の内容そのものには週刊朝日などから『発掘!あるある大事典』と同様の疑問が投げかけられていた。また、度々食品や食材を紹介し、特定の栄養素を「健康成分」と称してその含有量と効果を謳っていたが、その栄養素は別の食品などで摂取してもよく効率の多寡はあるものの、わざわざ番組で紹介された食材そのものを摂取する必要はなかった。人によっては食物アレルギーなどの個別の事情があるため、紹介されたものを摂取する事で逆に健康を損なう可能性があるものも存在していた。こうした現象をみのもんた症候群と呼ぶ。

まだ記憶に新しいものとして、納豆が血液をサラサラにするがある。放映後、爆発的に納豆が売れ、商品棚から納豆が消えた。「あるある大辞典」や「ためしてガッテン」は納豆キナーゼが血液をさらさらにしたり、血栓予防効果があると嘘の放映をした。生化学をやっているものには常識であるが、納豆キナーゼなる蛋白質がそのまま吸収される訳が無い。また最近はやりのコラーゲンも同様。そのまま吸収される訳もなく、プロリンに分解され、吸収されてコラーゲンに再合成されればいい方であろうが、そんなにコラーゲンを採っても、意味が無い。
まだこれらの罪は軽いかもしれない。癌の特効薬としてわらにもすがりたい患者に高いキノコや薬もどきを売りつける悪質業者よりは。

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