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Tibet問題と抗議運動

2008年04月22日 17:00

Tibet 問題 (part 3) 非武力 or 武力

チベット動乱もいつの間にか沈静化し、聖火リレー妨害も収まる気配が濃厚となっている。中国の思うつぼというか大国の保身の結果というか。歴史的にみても民族問題、独立問題はいつも大国のエゴに振り回されてきた。表面上は人権を尊重するような姿勢をみせながら、裏では自国の有利なように動いている。聖火リレーを妨害するのはおかしい、オリンピックを政治的に利用するのはいけない、と人は言う。ではチベット人が自主独立を求めて立ち上がろうとするに、ガンジーのような非暴力主義でいけばいいというのだろうか?非暴力主義はある程度の開かれた社会で、マスコミが取材できる時は有効であるが、今のチベットのように完全に隔離されていると、そのような運動は闇から闇へと葬り去られるのが落ちであろう。人口も少なく、武器もマスコミも持たず,貧しい民族は、何を利用すればいいというのか。このような状態で、暴力に訴え、マスコミに取り上げてもらう以外何かの手だてはあるのであろうか?暴力、武力に訴えることがいけないことは誰でも分かっている。しかしある目的,この場合チベットの自治、チベット宗教の存続を求める目的は、生易しい運動で獲得できるとは誰も思っていない。ほとんどの人は自分に関係ないからと常識的なことを述べているに過ぎない。

 昔インド独立に際し、ガンジーや国民会議派のような非暴力運動を繰り広げた一派とは対照的に、手段をいとわず、武力に訴えても、悪魔と手を組んででも独立を勝ち取ろうとするインド人、チャンドラボース(Chandra Bose)がいた。
 第2次世界大戦勃興後、彼は反英国運動を展開して捕らえられていたが、密かにインドを脱出し、ソ連に向かいスターリンに協力を要請する。が断られ、今度はナチス政権下のベルリンへと亡命する。ヒットラーやムッソリーニに協力を要請するが、色よい返事はもらえなかった。日本軍の真珠湾攻撃を知ると日本に協力要請を行なうべく、U-Boatに乗り、インド洋沖で日本の潜水艦に乗り換え、日本に上陸した。ボースはインド国民軍を編制し、1944年、日本軍のインパール作戦に参加。しかしインパール作戦は惨憺たる日本軍の敗北に終わり、全軍壊滅状態となった。ボースは退却する日本軍に対し、最後の一兵まで戦うことを要求したが、受け入れられず、サイゴンで日本軍の無条件降伏を聞く。更に、ボースは戦後の東西冷戦を予想し、英国に対抗するため、単身ソ連に行き事態を打開しようと、サイゴンから台北を経由して大連に飛ぼうとした。1945年8月18日、台北飛行場を離陸しようとした飛行機は飛び立った直後、落下し炎につつまれた。遺骨は杉並の蓮光寺に安置されている。現在インド国会議事堂の正面にチャンドラボース、左にガンジー、右にネールの肖像画が掲げられ独立運動の英雄として尊敬されている。彼の生まれたコルカタの国際空港はチャンドラボース空港と命名されている。
人間、立場、立場により考え方も、正義さえも全く異なってくる。国民の主権を奪われ、拉致されてもなにもできないのか?抑圧され,人権をないがしろにされても我慢しなければいけないのか?非暴力でいかなければいけないのか?とても難しい問題である。

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コメント

  1. くりくり | URL | -

    総論大賛成、、、。

    チベットのような何ももたない小国が暴力に訴えずに、どうやって自主独立を勝ち取るのか、、、ということ、全くもってその通り。きれいごとを言っている場合ではなく、目的のために手段を選んでいる余裕などどこにもないでしょう。

    ただ一点、ここが、「聖地」、チベットであることが辛い。と、私は思います。

    ダライラマ教皇は聖人であり、清貧に暮らすチベット仏教の修行僧のイメージがあまりに強く、そういう者たちが、武器をもって反乱をおこすことで、チベットの清廉で高潔なイメージが、損なわれはしないでしょうか。そうすると、せっかくの世論のあとおしや、あちこちで起こっている人権運動の気運が萎えて、逆に反感さえかってしまうのではないか、、。


    チベットの独立、または自治権は、認められて当然という世界の国々、人々、マスコミの一致した見解をとりつけ、そういった世論を味方にすることが肝心。ある意味、世の中の同情を武器にして、ハンガーストライキなどするとか、、、そういった自己犠牲の方法を考えた方が、ことチベットに関しては得策のような、、、、。 ガンジー的非暴力主義を、今回に限っては、採用した方がいいような気がするのですが、、。やはり甘いでしょうか?スーパーペンペン氏の猛反論が聞こえてきそうです。

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