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青春

2008年04月30日 11:21

青春と喪失

この一週間「喪失」という言葉が胸の底に残滓のように引っかかっている。
青が散るの主人公「燎平」は青春を、愚直に、潔癖に、他人を思いやり、王道を生き、何も喪わなかった。周囲の友は、自分をさらけ出し、素直に、自由に生き、様々失敗を重ね、何ものかを喪ってきた。しかしなにも喪わなかった自分が一番大切な何かを喪ったと言っている。この何かは「青春という何ものにも縛られず自由に向こう見ずに挑戦する心」で若者らしく様々な経験や失敗をしてのみ学ぶことの出来るある力、逞しさだと考えられる。一方、他人を思い、王道を歩み、自分の思いをぶっつけてこなかった燎平は、その結果奥に秘められている何らかの生きる力を得ることを喪った。と言いたかったのではないかと思う。英国の詩人ワーズワースの草原の輝きの詩のなかにも同じような言葉がある。

 青春は2度と帰ってこないけど、青春の時に起こした失敗や過ちを通して何か力を得ているので青春を喪って嘆くことはないと。
イギリスの詩人 「ワーズワースの草原の輝き」という詩の一節
草原の輝き、花の栄光
それは再び帰らずともなげくなかれ
その奥に秘められたる力を見いだすべし
        SPLENDOR  IN  THE  GRASS
Though nothing can bring back the hour of splendor in the grass, of glory in the flower, we will grieve not. Rather find strength in what remains behind.
              William Wordsworth

振り返ってみて自分はどうであったか。青春の甘さのみを享受し、成功もしなければ大きな失敗もせず、臆病に過ごしてきた。そのため力も逞しさも得ることができず、少年のままで大人になりきれてない。いまだに、青春のころの夢見る文学少年を引きずっている気がする。それが全てが中途半端に終わってしまった人生の原因かもしれない。
写真は我が家のsuperpenpenとクマ達。

penpen photos
penpen-bears.jpg
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