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生物種の多様性について(1)

2008年03月21日 11:41

生物は地球上の様々な環境下で独自の進化をとげてきた。そのことは誰でも知っている。魚の種類、鳥の種類、昆虫の種類、なんと多様性に富んだことか。この生物種の多様性は大陸移動の時期と密接に関係する。
ドイツの気象学者Alfred Wergerはアフリカと南アメリカの海岸線の形がジグソーパズルのようにぴったりと合う事から、大昔一つだった地球上の大陸、パンゲア超大陸が2-3億年前に裂け目が出来始め移動して現在のような大陸ができたとする大陸移動説を提唱。この説は後のプレートテクトニクス理論で実証される。オセアニア大陸は早く他の大陸と分かれたので、カンガルー、コアラ、ダチョウと生物種も異なり、珍しい動物が多い。その特徴は大型肉食獣が登場しなかったことである。そのため鳥も空を飛ぶ必要もなく、ダチョウやペンギンが進化してきたと言われる。ボルネオとスラウエシを隔てる海峡、スラウエシ海峡は生物進化上重要でウオーレスの名をとってウオーレスラインを呼ばれる。このラインを隔てて生物種が全く異なる。これより北には虎や大トカゲなどの大型肉食獣が存在するため、それらの肉食獣から身を守るような生物種に進化するが、南ではそのような必要がなく、独自の進化を遂げることになる。ちなみにウオーレスは独自に生物の進化を調べ、Darwinに呼びかけて進化論を提唱したが、労働者階級の出身であるがためアカデミーでの発表の機会が与えられず、その栄誉はDarwinの独り占めとなり「Darwinに消された男」と呼ばれる。
生物は環境に応じて様々に進化しその生物種を広げてきた。特殊な環境に住む生物には特殊な環境に適応し、特殊能力を持つ面白い生物が多い。砂漠や乾燥地帯に住む生物は水分の蒸発を防ぎ、なおかつ少量の水で生きられる構造を持ち、栄養の少ない不毛の地で育つ植物は窒素源を得るために昆虫を捕獲する食中植物へと進化する。
蜘蛛は網を張って引っかかってくる昆虫を補食して暮らしているが、ある蜘蛛は積極的に糸を団子状にしてクルクルと鎖がまの分銅みたいにまわし、昆虫を釣るものや投網のように糸で作った網を投げて獲物を捕らえるなど奇妙な行動をとるものも多い。どのようにしてこのような進化が成し遂げられるのか、また遺伝子がどのようにしてこれらの行動を支配しているのかなど生物のなぞはまだまだ底が深い。
 生物進化の最高傑作の一つが蟻や蜂であろう。これらは女王を頂点とた階級化社会を整然と生きている。個体は社会のための歯車でしかなく働き蟻は黙々と働き、兵隊蟻は敵に備え、種を保つための機械となる。生物は自分と同じ遺伝子をもつ子孫を残そうとあくせくするように仕組まれている。この種を保つための遺伝子とは何だろう。その戦略は?
この話しは簡単には終わりそうもないのでまた次の機会に。



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