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生物の多様性(5)part 1

2008年07月30日 12:40

Flying (1) --- 飛翔をはじめた生物たち
空を飛ぶということは異性との遭遇、食物の獲得、敵からにげる、など種の保存に圧倒的有利に働く。進化の過程でいつの頃から生物が飛翔という行動を獲得したのか? 真っ先に飛び始めたのは昆虫だった。古生代の石炭紀(3億3000年前)にはいると森は30メートルを越す巨木やシダで覆われ、日のあたらない森の底辺をごきぶりのような昆虫ががさごそと這い回っていた。
昆虫のなかに変化が起こり始めた。原始的な昆虫が持っていた身体の外に飛び出した膜状のもの(gill)が変化して小さな翼状(flap)のものが出来始めた。最初はジャンプするとか少し長い距離を跳ぶ(leap)だけだったが、次第に大きな翔を獲得すると、ダイブ(dive)したり滑空(glide)したりすることができるようになり、更に進化して翔を羽ばたかせ、飛ぶ能力を獲得した。初期の飛翔昆虫は現在のトンボのように翔が胴体から突き出すような形で生えていた。翔の素材は体の他の部分を覆っているクチクラと同じ成分だが、その構造は翔脈で補強され,構造力学的に強度が高められている。初期の頃はその翔脈も網の目のようになっていただけで、現在のように航空力学的な理にかなったものではなかった。飛行も現在のトンボのような自由自在の動きができるものではなく、直線的に飛べる程度であったらしい。しかし、程なくすると、カモメ大の巨大なトンボも出現してきた。このトンボの化石はイングランド地方で発見され「ボルソーバーの昔トンボ」と命名されている。決して高速飛翔に適した翔ではなかったけども、巨木の森をゆったりと飛び回っていた。石炭紀後半ともなると、昆虫の空への進出が終わって、空中も様々な飛翔する生物でにぎあうようになってきた。しかし翼竜が飛ぶ翼、や鳥が飛ぶ羽の出現にはまだまだ時間がかかった。
空を飛ぶ装置の翔(昆虫)、翼(コオモリ)、羽(トリ)の進化は全く違うようになされた。次回まずは昆虫から話しを進める。

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