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生物の多様性(5) part 3

2008年08月04日 12:17

Flying (3)    翼竜と鳥の出現
翼竜(Pterosaur)は2億2500万年前頃三畳紀中期に恐竜から別れ、空を初めて飛んだ脊椎動物である。最も古い翼竜はユーデイモルフォドンで、長い歯の生えた顎と長い尾を持ち、中生代ジュラ紀中期になると歯のない、尾のない新しい型の翼竜、プテロダクテイルス類が現れた。恐竜が動き回るジュラ紀や白亜紀の大地の空は鳥類よりもはるかに多くの翼竜が舞っていた。分類的には脊椎動物門、爬虫網、翼竜目である。翼竜の翼は長く伸びた第4指(第5指は退化)と脚の間に膜がはったもので、第1指から第3指は翼の先端に残ったままで、自由に使えた。翼は腕の骨と長大な第4指(翼指)に支えられた皮膜でできた飛行膜である。コウモリの翼は親指以外の指が全て翼を支えて、より自由な飛行に適した様にさらに進化している。羽は生えていなかったが、膜は毛で覆われていた。毛をはやすことにより、飛行に要する巨大なエネルギーを発生させるため筋肉を動かすのに必要な体温を保持する役割を果たした。更に、骨は中空で両端が開いた型で、軽量化に成功し、より飛行に有利なものと進化した。他の爬虫類と異なり、それまがった胸骨を完成させ、飛翔筋や脳が結合できる型となった。翼竜は形態とサイズの面でとんでもない多様な種類を進化させた。ツグミ大の小型種から飛翔動物としては最大の翼開帳をもっていた空飛ぶ怪獣のような大型種までいた。特に白亜紀になると大型化の傾向が著しく、翼を広げた状態で、15mに及ぶアステカの恐ろしい神の名をとってケツアルコアトルスとなずけられたものもいた。翼は肩の関節や胸骨の構造からみて羽ばたけるのは間違いないが、高速では羽ばたけなかったようだ。大地を大型恐竜たちが闊歩している上空を翼竜は羽ばたいて高速で飛んだというより、優雅に上空を滑空していたという方があたっていたかも知れない。しかし小型の翼竜は初期の頃の鳥類との競争に破れ、それが絶滅につながっていったと信じられている。大型の翼竜はその後も生き残ったが、最後は恐竜とともに、白亜紀の大量絶滅期に滅んだ。鳥類は生き残った。
図 なぜか北朝鮮が発行している翼竜の切手

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